この機能を利用するには、Enterprise アカウントが必要です。
データ保持ツールにアクセスするには、Enterprise アカウントの所有者と管理者がチーム管理ページ内の「設定」タブに移動する必要があります。
この記事では、次の内容をご説明します:
- データ保持ツールへのアクセス
- データ保持ポリシーの作成
- フォルダーとグループへのポリシーの適用
- ポリシー概要の確認
- データ保持ポリシーの編集
- データ保持ポリシーの重複
- ポリシーの適用に関する注意事項
- 動画の復元
データ保持ツールへのアクセス
データ保持ポリシーのページでは、アカウントで作成されたすべての保持ポリシーのリストを確認できます。このリストには、次の情報が含まれています:
- 保持ポリシースケジュールの期間(日数、月数、年数)
- ポリシーが作成された日付
- ステータス(ポリシーが有効か無効か)。ここでオン/オフを切り替えることができます
- デフォルトのポリシーが指定されているかどうか(注:デフォルトとして設定できるポリシーは1つだけです)
「詳細」をクリックすると、タイトル、説明、ポリシーが適用されているフォルダー/グループが表示されます。ここでは、新しいポリシーを作成したり、既存のポリシーを編集したりすることができます。
データ保持ポリシーの作成
- 「ポリシーの作成」をクリックして、データ保持ウィザードを開きます。
- ポリシーの詳細を入力します。これには、ポリシー名、説明 (任意)、スケジュール期間 (月数、日数、年数) が含まれます。
💡ヒント: 期間とは、動画が Vimeo にアップロードされてから削除されるまでの日数、月数、年数です。 - ポリシーをアカウント全体のデフォルトとするかどうかを指定するオプションもあります。デフォルトが選択されている場合、特定のフォルダーまたはグループに適用される別のデータ保持ポリシーによって上書きされない限り、これはアカウントにアップロードされたすべてのコンテンツに適用されます。
- 「次へ」をクリックします。
⚠️注:デフォルトポリシーを作成している場合、既存のコンテンツと新しいコンテンツの両方が影響を受けます(つまり、X 年以上前の動画は自動的に削除されます)。古いコンテンツを引き続き保管する場合は、それらのファイルが属するフォルダーやグループに異なるポリシーを設定できます。
フォルダーとグループへのポリシーの適用
- ポリシーがデフォルトでない場合は、ポリシーの適用対象となるチームフォルダーおよびユーザーグループを選択するページに進みます。
⚠️注:最上位の親フォルダーのみを選択できます。この親フォルダーに含まれるすべての動画とサブフォルダーにポリシーが適用されます。
- グループを選択すると、そのグループ内のチームメンバーのすべての「自分のみ閲覧可能」フォルダーにポリシーが適用されます。
- これらは、SAML または SCIM 経由で Vimeo に同期できる SSO グループです。グループの詳細については、こちらの記事をご覧ください。
- データ保持ポリシーが異なる複数のグループに属するユーザーがいる場合、より期間の長い 方のデータ保持ポリシーが優先され、そのユーザーの「自分のみ閲覧可能」フォルダーに適用されます。
- データ保持ポリシーが既に適用されているフォルダーまたはグループを選択することはできません。
ポリシーがデフォルトの場合、フォルダーとグループの選択をスキップして、概要に進むことができます。
ポリシー概要の確認
- ポリシーの期間が正しく、適切なフォルダーおよびグループに適用されていることを確認してください。
- 戻ってポリシーや場所を編集することができます。
- 「終了して保存」をクリックしてポリシーを有効にすると、データ保持ページにリダイレクトされます。
データ保持ポリシーの編集
- データ保持ページで、編集するポリシーの横にある「編集」をクリックします。
- ウィザードを操作して、ポリシーのタイトル、説明、期間、場所を変更します。
- 新しいポリシーの概要を確認し、「終了して保存」をクリックしてポリシーを更新します。
- 保存すると、このポリシーが適用されるフォルダーとグループに対してデータ保持の新規スケジュールが計算されます。
データ保持ポリシーの重複
データ保持ポリシーが重複する場合がいくつかあります。これらは次のように処理されます:
-
デフォルトのデータ保持ポリシーがある場合、フォルダーまたはグループに適用した追加のポリシーは、(期間に関係なく)デフォルトよりも優先されます。
- ユーザーが保持ポリシーの異なる複数のグループに所属している場合、保持期間が長い方のポリシーが優先されます。したがって、動画は、ユーザーが所属するグループに適用されている、保持期間が長い方のポリシーのスケジュールで削除されます。
ポリシーの適用に関する注意事項
- データ保持ポリシーは、フォルダーまたはグループの「自分のみ閲覧可能」フォルダーに適用できます。したがって、ポリシーをグループに割り当てても、そのグループ内のユーザーによるすべてのアップロードにポリシーが適用されるわけではありません。それらのユーザーの「自分のみ閲覧可能」フォルダー内の動画にのみ適用されます。
- ポリシーを設定するときは、最上位の親フォルダーのみを選択できます。親フォルダー内のすべてのサブフォルダーにその保持ポリシーが適用されます。
動画と視聴履歴の復元
- データ保持ポリシーによって削除された動画の履歴を閲覧できます。
- 過去 30 日間に削除された動画は、新しい「回復済み」フォルダーに回復できます。
⚠️注:30 日以上前に削除された動画は、永久に削除されます。