Vimeoのエンタープライズデータ保持ツールを使用すると、アカウントの所有者と管理者は、データ保持ポリシーをアカウント内のフォルダーとユーザーグループに適用できます。これらのフォルダーとグループに関連付けられた動画は、データ保持ポリシーで指定された期間が経過すると自動的に削除されます。データ保持ツールは、選択したポリシーと期間に基づいて古く無関係な動画を削除することだけでなく、動画ライブラリとユーザー生成コンテンツに関連するリスクをより適切に管理するのに役立ちます。
エンタープライズデータ保持ツールの機能
- アカウント所有者および管理者は、新しいデータ保持ポリシーを作成したり、既存のデータ保持ポリシーを編集したりできます。投稿者や閲覧者がエンタープライズデータ保持ツールにアクセスすることはできません。
- 保持ポリシーは、アカウント内のフォルダーおよび/またはグループに適用できます。これらのグループのユーザーが自分のみ閲覧可能フォルダーにアップロードした動画は、保持ポリシーで設定された期間に基づいて削除されます。
- 各フォルダー/グループ内の動画は、保持ポリシーによって設定された期間に基づいて削除されます。動画がアップロードされてからその期間が経過すると、動画は削除されます。
- 新しいデフォルトポリシーの場合、既存のコンテンツと新しいコンテンツの両方が影響を受けます。つまり、X日 または X年より古い動画は、フォルダー内にあるか、別のポリシーを持つグループによって所有されていない限り、自動的に削除されます。
- 保持ポリシーは、希望する期間 (日、月、または年) で設定できます。7日未満または 50年を超えるポリシーを作成することはできません。
- 管理者は、データ保持ポリシーにより過去 30日間に削除された動画を復元できます。また、動画が 30日以上前に削除された場合、データ保持ポリシーにより、削除された動画の履歴を表示することも可能です。
所有者と管理者は、動画が法的な理由で調査される場合に備えて、特定の動画にリーガルホールドを設定して、(ユーザーまたは保持ポリシーの両方によって)それらの動画が削除されないようにすることもできます。