どのエンコーダを使用する場合でも、必ず次の設定になっていることを確認してください:
- H.264 コーデック
- 出力解像度 1920 x 1080 (最大)
- 60 fps のフレーム レート(最大)
- 注:すべてのストリームは 30FPS にトランスコードされますが、エンコーダーを 60FPS に設定すると、アーカイブは 60FPS に変換されます。
- 2秒のキーフレーム間隔
記事の内容:
ウェブベースの制作ツールのラグ
ウェブベースの制作ツールを介してストリーミングしていて、遅延や応答の低下が発生する場合、これらの問題はブラウザのキャッシュをクリアすることで解決できることがよくあります。その方法がわからない場合は、ご使用のオペレーションシステムとブラウザに基づいてガイダンスを提供できるサイトがあります。
ソフトウェアエンコーダに関する一般的な問題
エンコーダに発生する問題の最初の兆候は、お使いのエンコーダが放送配信している際に変化するビットレートを読み込めないからです。ビットレート情報の表示場所はお使いのエンコードソフトウェアによって異なります。例えば OBS では、ビットレートはウィンドウの右下に表示されます。
ビットレートが常に一定 (または 0kb/秒) な場合は、お使いのエンコーダ設定が正しくないか、エンコーダのリセットが必要な場合があります。
また、CPU 使用率 とフレームレート (FPS) を確認し、お使いのソフトウェアが配信をどこまでエンコードできているかを把握しましょう。CPU の使用状況が平均 75% 以上の場合は、放送用ソフトウェア (と放送配信画面を開いた状態のブラウザ) 以外のすべてのアプリケーションを閉じてください。他のプログラムがすでに閉じている状態で、CPUの稼働が 75% を超えている場合は、エンコードソフトウェアを再起動してみてください。
問題が継続して発生する場合は、エンコーダ設定を確認し、お使いのカメラまたはキャプチャーカードからのソース入力がエンコーダ設定と一致しているかを再度確認します。 例えば、お使いのカメラで 30FPS で録画する場合、エンコーダでも 30FPS でストリーミングしている必要があります。 あなたのストリーム配信をVimeoで稼働させるためには、最大解像度 1920 x 1080 と 60FPS が必要です。また、2秒間隔のキーフレームを推奨します。
ストリームでまだ問題が発生している場合は、エンコーダーの設定と機器の詳細な説明を添えて、お問い合わせください。
ストリーミング時の一般的なハードウェアの問題
お使いのハードウェアエンコーダは、すべての CPU 使用率をあなたのライブ配信に割り当てられるはずです。ですので、ハードウェアエンコーダのほとんどの問題は設定に関連しています。ストリームが接続されておらず、変化するビットレートが表示されない場合、ストリームが 1920 x 1080 の最大解像度、60FPS の最大フレームレート、2秒間隔のキーフレームに設定されているかを確認します。あなたのストリーム配信がこれらの制限を超えた場合は、ストリーミングサーバーによって拒否されます。
これらがすべて正しく設定されているのにも関わらず、ストリームが接続されない場合は、機械を再起動しストリーム配信を再度設定し直してみてください (その際には同じ RTMP URLとストリームキーに再接続できるはずです)。
機器を完全に再起動しても問題が解決しない場合は、お使いの放送機器と設定の詳細な説明を添えてご連絡ください。
ストリーミング時の一般的なネットワークの問題
ブロードキャストの設定が正しく設定されていることを確認の上、まだブロードキャスター画面にストリームが表示されない場合は、ネットワークに問題がある可能性があります。
ネットワークの問題は、解決には第三者機関の関与が必要になることが多いため、解決が難しい場合があります。
ストリームでネットワークの問題が発生していると思われる場合は、外部IPアドレス、アップロード速度テスト結果へのリンク、およびブロードキャスト機器の詳細な説明を添えて、お問い合わせください。
ネットワーク接続の問題でコンテンツが失われないようにするには、Vimeoでのアーカイブに加えて、常にエンコーダ経由でローカルでストリームを記録する必要があります。