グループとコンテンツを共有する方法

この機能を利用するには、Enterpriseプランが必要です。

作成したグループとフォルダーや動画を共有し、特定のグループごとにアクセス権限を管理できます。この記事では、これらのグループと共有する方法および割り当て可能な権限について説明します。

ワークスペースのあるEnterpriseアカウントの場合： この機能を利用するには、操作を行っているワークスペース内にコンテンツとグループが存在している必要があります。

記事の内容：

• フォルダーをグループと共有する方法
• グループと動画を共有する方法
• ショーケースをグループと共有する方法
• グループと個人のコンテンツレベル権限の比較

フォルダーをグループと共有する方法

IdP内でグループを作成し、それらをVimeoにプッシュするか、カスタムグループ機能を使用すると、各グループに対して特定のフォルダーやサブフォルダーへのアクセス権限を付与できます。視聴可能、コメント可能、編集可能、または管理可能から選択できます。

フォルダーには、異なるアクセス権限を持つ複数のグループを含めることができます。個人ユーザーの場合と同様に、グループに対しても所有者、管理者、または「管理可能」権限を持つ投稿者のいずれかによってフォルダーへのアクセス権限が付与されます。

以下の手順で、グループとフォルダーを共有できます。

1. ライブラリに移動し、フォルダーを選択して、右上隅にある共有を選択します。
2. グループ名を検索し、グループに付与する権限のレベルを選択します：
   • 視聴可能またはコメント可能： グループ内のすべてのユーザーに視聴者権限が付与され、そのフォルダー内のすべてのコンテンツを視聴したり、コメントを残すことができます。
   • 編集可能： グループ内のすべてのユーザーが、そのフォルダー内の動画の設定を編集および変更できます。
   • 管理可能： グループ内のすべてのユーザーには、「管理可能」権限を持つ適切な投稿者権限が付与されます。これにより、そのフォルダー内でサブフォルダーの作成、コンテンツの移動、動画設定の調整を行うことができます。
     
3. グループのアクセス権限を選択したら、共有を選択します。グループにEメールで通知を送る場合は、「Eメール通知を送信」チェックボックスをオンにします。
4. グループをフォルダーに招待すると、そのグループはそのアクセス権と一緒に共有モーダル内に表示されます。

チームメンバーがホームページにログインすると、アクセス権を持つフォルダーとグループを表示できます。また、個々の権限を介してアクセスできる他のフォルダーと、デフォルトで作成される「すべて」グループと共有されているフォルダーも表示できます。

グループと動画を共有する方法

作成したグループに対して、「視聴可能」、「コメント可能」、「編集可能」、または「管理可能」の権限で個別の動画を共有することもできます。手順は以下のとおりです。

1. ライブラリに移動し、目的の動画の共有ボタンを選択します。
2. グループ名を検索します。
3. グループが表示されると、グループ名の横に権限ドロップダウンが表示されます。 適切なグループ権限レベルを選択します。
4. 共有ボタンを選択して動画を共有します。

ショーケースをグループと共有する方法

作成したグループに対して、「視聴可能」、「コメント可能」、「編集可能」、または「管理可能」の権限でショーケースを共有することもできます。手順は以下のとおりです。 

1. ライブラリに移動します。
2. グループと共有するショーケースを選択します。 
3. 右上隅にある、共有ボタンを選択します。
4. 共有モーダルで、グループ名を検索します。 
5. グループが表示されると、グループ名の横に権限ドロップダウンが表示されます。適切なグループ権限レベルを選択します。
   
   • 視聴可能：グループ内のすべてのユーザーに視聴者権限が付与され、そのショーケース内のすべてのコンテンツを視聴したり、コメントを残すことができます。
   • 編集可能：グループ内のすべてのユーザーがショーケースの設定を編集および変更できます。 
   • 管理可能：グループ内のすべてのユーザーに、「管理可能」権限を持つ適切な投稿者権限が付与されます。これにより、ショーケース内でのサブフォルダーの作成、コンテンツの移動、動画設定の調整を行うことができます。
6. 共有ボタンを選択して、ショーケースを共有します。 

グループと個人のコンテンツレベル権限の比較

ユーザーがグループを通じてだけでなく、個人としてもフォルダーまたは動画へのアクセスを許可されている場合、そのアクセス許可は次のようになります。

• チームの所有者と管理者は、各フォルダーへの管理権限を自動的に付与されます。グループを通じて追加されても、その権限には影響しません。
• グループがフォルダーに追加されると、そのフォルダー内のすべてのサブフォルダーは同じグループのアクセス許可を継承します。
  • 親フォルダーよりも高い権限をサブフォルダーに付与することができます。ただし、親フォルダーから継承された権限をサブフォルダーで下げたり、削除したりすることができません。
• チームまたはワークスペース/組織のアカウント所有者または管理者は、フォルダーからグループのアクセス許可を取り消すこともできます。これは、IdPの観点からも当てはまります。
  • つまり、フォルダーに割り当てられたグループがIdPから削除された場合、そのグループのユーザーは、個別に追加されていない限り、IdPがVimeoと同期されるとすぐにそのフォルダーへのアクセスを失います。
• チームメンバーが動画ライブラリまたはホームページの検索バーを使用すると、表示または編集権限のあるコンテンツのみが結果に表示されます。チームメンバーがフォルダーにアクセスできない場合、動画とフォルダーは検索結果に表示されません。