「ローワーサード」というのは具体的に、画面の下 3 分の 1 の部分を指します。これらのグラフィックは通常、ストリーム配信で講演者や参加者を紹介したり、他のユーザー間でイベントの場所を特定する際に使用されます。Vimeo でのバーチャル放送にローワーサードグラフィックを追加できます。
⚠️注:Vimeo プラットフォームでのグラフィックオーバーレイは、「Vimeo でストリーミング」を選択した場合にのみサポートされます。外部エンコーダーを使用している場合は、ストリーム配信にグラフィックオーバーレイを追加する方法について、開発者に相談してください。Livestream Studio を使用している場合、詳細については、Livestream Studio ヘルプセンターの「グラフィックオーバーレイ」にアクセスしてください。
Vimeoでストリーミングするときのローワーサードグラフィックオーバーレイ
定期的なイベントまたはウェビナーを作成し、設定ページから「Vimeo でストリーミング」をクリックすると、ウェブベースのプロダクションツールページが表示され、イベントのすべての制作要素を 1 つのブラウザページから追加できます。
キャスター(あなた)と、イベントに追加したすべてのゲストスピーカーの名前とタイトル(追加した場合)のローワーサードが自動的に作成されます。アンケートと質問セッションには、アンケート結果や送信された質問など、デフォルトのローワーサードグラフィックが表示されます。このガイドでは、これらの標準的なグラフィック以外に追加する可能性のあるローワーサードグラフィックの追加について説明します。
まず、イベントのローワーサードグラフィックすべての色を調整できます。
- ブロードキャストページで、左側のブランドアイコンをクリックします。
- ロゴ設定の下に、ローワーサードのプレビューが表示されます。
- プライマリカラーをクリックして、カラーウィンドウを開きます。
-
カラーセレクターをドラッグアンドドロップするか、ブランドの正確なカラーコードを挿入できます(デフォルトではHEXコードが表示されます。必要に応じて、HEXをクリックしてRGBおよびHSLコードタイプに切り替えます)。
- カラーピッカーをクリックして、セカンダリカラーに対してもこの手順を繰り返します。
- 保存をクリックします。
色を選択した後、左側のナビゲーションメニューのブランドオプションの下にローワーサードオプションがあります。それをクリックして、下のローワーサードパネルを開きます。
デフォルトでは、シーンタブが選択されており、スピーカー、アンケート、または質問セッションに紐付けられていないカスタムのローワーサードグラフィックを追加できます。シーンのローワーサードを作成するには:
- ローワーサードを追加をクリックして、新しいローワーサードグラフィックを作成します。
- プライマリテキストを入力します
- (オプション)必要に応じて、画像とセカンダリテキストを追加します。
- ローワーサードグラフィックのプレビューが上に表示されます。
- 終わったら保存をクリックします。
ローワーサードを表示するには、それをシーンに追加する必要があります。方法は:
- グラフィックを表示したいシーンをクリックします。
- ローワーサードにカーソルを合わせ、•••メニューをクリックします。
-
シーンに追加を選択します。
- または、グラフィックをプレビュープレーヤーにドラッグアンドドロップすることもできます。
ローワーサードがシーンに入ったら、シーンを選択し、シーンのローワーサードを表示するをクリックして、グラフィックオーバーレイを表示します。表示をしないときは、シーンのローワーサードを非表示にするをクリックします。
⚠️注:必要な数だけシーンのローワーサードを作成できますが、一度に個々のシーンに追加できるローワーサードグラフィックは1つだけです。
シーンからシーンのローワーサードを削除するには:
- ローワーサードのパネルでローワーサードの上にカーソルを置きます
- •••メニューをクリックします
- シーンから削除を選択します。
- このイベントでローワーサードのシーンが不要になった場合は、イベントから削除をクリックします。
ローワーサードパネルのもう 1 つのタブは「スピーカー」です。これらのローワーサードグラフィックは、放送キャスターとイベントに追加されたゲストスピーカー用に自動的に作成されます。これらを編集するには:
- ローワーサードにカーソルを合わせます。
- 鉛筆アイコンをクリックします。
- 名前とタイトルを編集できます。これらのローワーサードには、画像欄は含まれていません。
- < アイコンをクリックして、エディターを終了します。変更は自動的に保存されます。
スピーカーのローワーサードは、対象のスピーカーが追加されているすべてのシーンで使用できます。シーンがストリーム出力にありスピーカーの名前を表示したい場合は、ローワーサードを表示するをクリックして、グラフィックに表示させます。表示しない場合は、ローワーサードを非表示にするをクリックします。
⚠️その他の注意事項:
- 外部のエンコーダを介してVimeoにストリーミングしている場合は、プレーヤーに表示されるグラフィックが遅れることがあります。
- 定期的なバーチャルイベントのグラフィックは、それらのイベントに保管されます。ただし、新しいイベントでは、毎回新しいグラフィックを作成する必要があります。
- さらに、グラフィックは定期的なイベントに保存されますが、配信のたびにグラフィックが自動的に表示されるわけではありません。グラフィックオーバーレイを表示するには、パネル内の対応する目のアイコンをクリックする必要があります。