メインコンテンツへスキップ

Azure用のSCIMの構成

このガイドでは、Enterprise ユーザーが Azure を IdP（ID プロバイダー）として使用して、組織用に Vimeo との SCIM 接続を設定する方法について説明します。

Vimeo Enterpriseに既にご契約いただいているお客様で、SCIMをお持ちでない場合は、アカウントマネージャーに詳細をお問い合わせください。まだVimeo Enterpriseをご契約いただいていない方でSCIMにご興味をお持ちの場合は、お問い合わせください。

記事の内容：

Vimeo APIアプリケーションの準備

  1. https://developer.vimeo.com を開きます
  2. チーム所有者としてログインします。
  3. 「始める」または「新しいアプリ」を選択します。
  4. フォームに記入し、「アプリを作成」を選択します。
  5. アクセストークンの生成セクションまで下にスクロールします。
  6. 「認証済み（自分）」を選択します。
  7. 「プライベート」、「SCIM」スコープの順に選択します
  8. 「生成」ボタンを押します。
  9. メモ帳アプリなどを使用して、新しく生成されたトークンをどこかにコピーまたは保存します。

mceclip2.png

 

Azureアプリの設定

  1. Vimeoに使用されている既存のVimeoアプリケーションに移動します。
  2. 「プロビジョニング」から「資格情報の更新」に移動し、「管理者資格情報」を開きます。
  3. テナント URL は https://api.vimeo.com/scim/v2/1234567 という形式で設定します。「1234567」は Vimeo チームの所有者のユーザー ID になります（「前提条件」を参照）。
  4. 「シークレットトークン」を設定します（上記の「Vimeo API アプリケーションの準備」セクション）。
  5. 「テスト接続」を選択します
  6. 設定を保存します。
  7. 「マッピング」を開きます。

mceclip3.png

8. 「Provision Azure Active Directory Groups」に移動します。

9. 以下のスクリーンショットのように設定し、「保存」します。

mceclip4.png

AzureからVimeoへのユーザーのプロビジョニング

Azure でプロビジョニングを開始するには、まず Azure エンタープライズアプリケーションで「プロビジョニングの開始」ボタンを押します。

mceclip5.png

 

その後、アプリケーションに割り当てたすべてのユーザーがVimeoにプロビジョニングされます。

mceclip6.png

 

プロビジョニングが開始されると、チーム所有者のアカウントにチームメンバーが所属していることがわかるようになります。

mceclip7.png



Azure 用の SCIM の構成のヒント

ユーザーを変更する場合は、UserName 属性と Email 属性を同じにしてください。現在、Vimeo は以下のユーザー属性をサポートしています：

  • schemas（読み取り専用、SCIM 仕様で必要）
  • id（読み取り専用、SCIM 仕様で必要）
  • userName（変更可能、電子メールには同じ値が必要）
  • Name（変更可能）
    • name.formatted（givenName + familyNameと同じ）
    • name.givenName
    • name.familyName
  • displayName（givenName + familyNameと同じ）
  • Active（変更可能）
  • emails（type=work および primary=true のみ）（変更可能）
  • profileUrl（読み取り専用）
  • locale（変更可能）
  • groups（読み取り専用、/Groups エンドポイントから変更可能）
  • meta（読み取り専用）

問題が発生した場合は、scim-support@vimeo.com までご連絡ください。

関連記事