この記事では、Vimeoで元の動画のURL、コメント、分析を維持したまま、動画を置き換える方法について説明します。さらに、バージョン履歴の詳細と、トラブルシューティングのアドバイスもご紹介します。
記事の内容:
動画の置き換え方法
- Vimeoアカウントにログインし、ライブラリに移動します。
- 更新したい動画を選択し、動画設定ページの右上にある縦の三点リーダー (⋮) を選択します。
-
ドロップダウンメニューから「動画を置き換える」を選択し、新しいバージョンの動画をアップロードします。
⚠️注:ファイルを置き換えても、動画のURLやレビューページは変更されません。
- 置き換えたい動画をデバイスから選択します。
- アップロードが完了し、動画のトランスコーディングが終了すると、動画ページに表示されます。
置換処理中は、置換が進行中であることを示すメッセージが表示されます。新しい動画のアップロード中、元の動画は引き続き視聴できます。新しい動画のアップロードが終わり、変換が始まると、元の動画は表示されなくなり、すぐに新しい動画に置き換えられます。
⚠️注意:新しく置き換えられたファイルは、変換プロセスを完了しないと再生できるようになりません。最適化に通常より時間がかかっていることに気付いた場合は、動画が圧縮ガイドラインに準拠していることを確認し、必要に応じて再度アップロードしなおすことをお勧めします。それでも問題が解決しない場合は、お手数ですがこちらまでご連絡ください。
その他の注意事項:
- 動画が置き換えられると、動画のレビューページのコメント履歴がリセットされます。
- 動画で自動クローズドキャプションを有効にしている場合、その動画が置き換えられると新しいキャプションが生成されます。
既存の動画よりも短い動画に置き換えると、新しい動画の終了位置よりも後にあるチャプターとタイムスタンプはすべて削除されます。ただし、置き換え後の動画の長さが元の動画と同じ場合、チャプターとタイムスタンプはそのまま残ります。
バージョン履歴について
Standardメンバー以上またはProメンバー以上の場合、動画のバージョン履歴をご利用いただけます。動画の新しいバージョンをアップロードするたびに、過去のバージョンは動画設定ページに保存されるので、そこから過去のバージョンにアクセスし、各バージョンを比較したり整理したりすることができます。この機能にアクセスするには、動画設定ページ右上のオプション(...)メニューを選択し、「バージョン履歴」を選択します。
動画のバージョン履歴では、すべてのメモと変更内容がレビューページ内に保存されるため、チームは簡単にアクセスして共同作業を行うことが可能になります。 (レビューページで履歴を表示するには、メインアカウントの所有者またはメインアカウントに切り替えた管理者である必要があります。)
置換アップロードプロセス中に問題が発生した場合は、アップロードの問題のトラブルシューティングの記事で問題の解決方法に関するヒントを確認してください。それでも問題が解決しない場合はお問い合わせください。
⚠️注:「SNSに公開」機能を使用した場合、Vimeoで動画を置き換えても、他のプラットフォームでは動画は置き換えられません。他のプラットフォームで共有するには、新しい動画を再度公開する必要があります。
「動画を置き換える」のボタンがグレー表示になっているのはなぜですか?
動画の置き換えは現在、モバイルやインタラクティブ動画ではご利用いただけません。このような場合には、「動画を置き換える」のボタンは選択できないようになっています。
動画を置き換えることができない場合、回避策として次の2つの方法が考えられます。
- 動画のコピーを作成して、置き換えとして使用できますが、この場合、元の動画ではなくコピーした動画を参照していると動画のURLが変更されます。
- タイムラインを使用して動画エディターで動画を変更し(動画のトリミングなど)、変更を保存することもできます。この場合、動画のURLは変わりません。
動画がエディターで作成または変更されていない、トリミングもされていない、インタラクティブ動画ではないにもかかわらず、「動画を置き換える」のボタンがグレー表示のままである場合は、お手数ですがサポートまでお問い合わせください。
動画を置き換えた場合、既存のサムネイルはどうなりますか?
動画を置き換えても、新しいサムネイルは生成されません。最初のアップロード時に生成またはアップロードされた古いサムネイルがそのまま残ります。動画を置き換えた後、新しいサムネイルを設定する必要があります。