動画に標準的なメタデータ(ジャンル、リリース日、監督、レーティングなど)を追加すると、顧客が好みの関連コンテンツを発見しやすくなるだけでなく、視聴者も検索などのパラメータを使ってコンテンツを見つけやすくなります。
記事の内容:
追加可能なメタデータの種類
動画には次の情報を追加できます。
- タグ - コンテンツの説明に役立つタグを指定できます。タグはカテゴリーとは違い、特定の動画について説明します。サイトのカスタム検索フィルターを作成する目的でもタグを使用できます。
- ジャンル - コンテンツが属する特定のジャンルをVimeo所定のリストから指定できます。作品を説明するジャンルはこのリストに掲載されている以外にも多数ありますが、厳選リストから選択するとコンテンツのグループ分けが簡単になるうえ、視聴者が類似作品を見つけやすくなります。必要な数だけコンテンツのジャンルを選択して、多彩な数のカテゴリーに分けましょう。
- キャスト-ここでキャストと演じた役を指定することができます。本名と役名を入力するだけです。これは、顧客がキャストの出演した他のコンテンツを見つけるのに役立ちます。
- クルー - クルーとその役割を表示することが可能です。名前と役割を入力するだけで、そのクルーが関わった他のコンテンツを見つけやすくなります。
- リリース 日 - コンテンツのリリース日を指定できます。また、「国」フィールドにそのリリース日に関連する場所も指定できます。例えば、作品がオーストラリアで 1 月 5 日に、ドイツで 2 月 20 日にリリースされた場合、各リリース日を指定できます。国が指定されている場合、その国に適用されるリリース日が表示され、国が指定されていない場合は、世界中で適用されるリリース日が表示されます。
- レーティング - コンテンツのレーティングを指定できます。また、「国」フィールドに特定のレーティングに関連する場所も指定できます。例えば、映画のレーティングが米国では「R」、欧州では「15」の場合、それぞれを指定できます。国が指定されている場合、その国に適用されるレーティングが表示され、国が指定されていない場合は、世界中で適用されるレーティングが表示されます。
- アドバイザリー - 言語、暴力、ヌードなど、視聴者を不快にさせる可能性のあるコンテンツが含まれている場合に、視聴者に警告するアドバイザリーを提供できます。レーティングと同様に、特定のアドバイザリーに関連する場所を指定できる「国」フィールドがあります。
- ライセンス - コンテンツがオリジナルであるかライセンスを受けたものであるかを指定できます。
- メディアID -コンテンツの内部メディア識別子を指定できます。これは通常、内部識別子です。
- メディアのタイプ - 「映画」、「エピソード」、「スポーツイベント」またはその他に設定して、メディアのタイプを明確にします。
- 高度なメタデータ - APIを使用している場合、画像メタデータかカスタムメタデータのいずれかをキーと組み合わせることができます。
動画にメタデータを追加する
管理画面の上部ナビゲーションから次の手順を実行します。
- 「コンテンツ」 > 「動画」の順に移動します。
- メタデータを追加する動画を一覧から選択します。
-
左側にある「発見」メニューを開きます。
- メタデータを入力します。必要に応じて(+)ボタンをクリックしてメタデータを適用します。
- 十分なメタデータを追加したら、ページ右上の「保存」をクリックします。
動画のメタデータは、一括で更新することもできます。
メタデータが顧客に表示される方法
動画のメタデータを定義したら、顧客に表示する要素を選択する必要があります。デフォルトでは、メタデータは顧客に表示されません。
顧客に表示する要素を構成するには、「サイト設定」に移動(OTT管理者パネルから、「設定」 > 「サイト」 > 「一般」の順に移動)します。
「詳細」セクションまで、ページを下にスクロールします。(+)ボタンをクリックすると、各動画ページで顧客が閲覧可能なメタデータフィールドのリストが表示されます。
このデータが表示されるのは、そのデータを入力済みである場合に限られます。例えば、顧客への表示要素に「ジャンル」を選択する一方で、ある動画のジャンルを選択していなかった場合、顧客がクリック可能な要素は一切表示されません。
💡ヒント:動画にメタデータを追加すると、顧客が新しいコンテンツを発見しやすくなるうえ、ライブラリの管理にも役立ちます。