ベニューを作成するには、イベントアドオンが利用可能な Enterprise アカウントが必要です。
仮想ベニューのどのスペースにも仮想ステージを含めることができます。これは、全社会議やライブパフォーマンスなどの 1 対多のプレゼンテーションを含むイベントに最適です。
ベニュー管理者は、どのスペースのステージでもプレゼンテーションを行うことができます。参加者の参加権限の詳細については、こちらをご覧ください。
ベニュースペースのステージでプレゼンテーションする方法には、スペースウィンドウ内で直接行う方法、サードパーティのエンコーダを使用する方法、ウェブベースのプロダクションツールを使用する方法の 3 つがあります。この記事では、3 つの方法すべてについて説明します。イベントに最適なオプションがわからない場合は、セットアップのベストプラクティスをご覧ください。
記事の内容:
カメラとデスクトップを使用したプレゼンテーション
この方法は、チームミーティング中に画面を共有するなど、アドホックプレゼンテーションに最適です。
ベニュースペース内でプレゼンテーションする方法:
-
アクションツールバーに移動し、「ステージで発表する」を選択します。
-
上位 2 つのオプションは「カメラ」と「デスクトップ」です。お好みで選択してください。
- 「デスクトップ」を選択すると、デスクトップ上で共有したいもの(画面、ウィンドウ、特定のアプリケーションなど)を選択するよう求められます。お好みで選択し、「共有」を選択します。
- 必要に応じて、「カメラ」と「デスクトップ」を切り替えることができます。
- 選択したプレゼンテーションがそのベニュースペース内の視聴者のライブプレーヤーに表示されます。
発表者は、望ましくないミラー効果を防ぐために、「ピクチャ・イン・ピクチャ」ビュー設定に切り替えることができます。また、ベニュースペースの上部に「発表中です」という通知が表示されます。
プレゼンテーションを停止する方法:
- アクションツールバーに移動し、「ステージで発表」を選択します。
-
「停止」を選択します。
- プレゼンテーションが停止し、ステージが他の発表者に開放されます。
RTMP 経由のプレゼンテーション
必要に応じて、Livestream Studio や別のソフトウェアなどの外部エンコーダを介してステージプレゼンテーションを管理できます。
イベントの前に、エンコーダが Vimeo のベニューと通信できるように、ネットワークファイアウォールが推奨事項に従って設定されていることを確認してください。
推奨エンコーダ設定
ベニュー内のプレーヤーは現在、アダプティブストリーミングに対応していません。つまり、各参加者は送信時と同じ解像度とビットレートで動画を受信します。平均的な参加者のインターネットが処理できる帯域幅を最大限活用するため、ストリームを 720p、30 FPS、2~5 Mbps でエンコードすることをお勧めします。Vimeo のベニューとその他のイベントタイプの技術的な違いについては、こちらをご覧ください。
RTMP 経由でベニューステージにストリーミングする方法
-
アクションツールバーに移動し、「RTMP」を選択します。これにより、RTMP 接続が有効になります。
- メニューが更新されます。「ストリーム URL をコピー」を選択して、RTMP URL をシステムのクリップボードにコピーし、エンコーダの URL フィールドに貼り付けます。
- ベニュースペースで、「ストリームキーをコピー」を選択してストリームキーをシステムのクリップボードにコピーし、そのキーをエンコーダのストリームキーフィールドに貼り付けます。
- エンコーダからストリーミングを開始します。
- エンコーダの出力がベニュースペースのステージに表示され、イベントを進めることができます。
ステージへのストリーミングを停止するには、以下のいずれかを実行します:
- エンコーダでストリームを停止する
-
アクションツールバーに移動し、「RTMP」を選択してから「停止」を選択する
⚠️ 注意:RTMP 接続は非アクティブ状態が 5 分以上続くとタイムアウトになるため、ライブの準備ができたら、スペース内で RTMP ステージをアクティブ化にすることをお勧めします。タイムアウトが発生した場合は、アクションツールバーの「停止」オプションを使用してから「RTMP」を選択して接続をリセットします。そのスペースの RTMP URL とストリームキーは変更されません。
ブラウザベースのプロダクションスタジオを使用したプレゼンテーション
ウェブベースのプロダクションツールを使用して、ゲストスピーカー、グラフィック、事前に録画された動画など、より多くの制作要素をイベントに含めることができます。
💡ヒント:これは、1 人がプロダクションを操作し、他の 1 人以上がベニューを司会進行している場合に最適です。
ブラウザのプロダクションツールを使用してストリーミングする方法:
- アクションツールバーに移動し、「プロダクションスタジオ」を選択します。
-
ベニューから退出することを示すメッセージが表示されます。ベニューとプロダクション環境を同じシステムで開くことはお勧めしません。続行するには、「OK」をクリックします。
- ベニューのスペースのウェブベースのプロダクションツールが表示されます。デフォルトのシーンはカメラです。ここから、グラフィック、動画、ゲストスピーカーの招待、視聴者インタラクション要素など、イベントのすべての制作要素を設定できます。
- ベニューステージでプレゼンテーションする準備ができたら、右上にある「イベントを開始」をクリックします。
- しばらくすると、ストリーム出力のシーンがべニューのステージに表示され、イベントを続行できます。
ブラウザストリームを停止するには、以下のいずれかを実行します:
- ウェブベースのプロダクションツールの右上にある「イベントを終了」をクリックする
-
アクションツールバーに移動し、「プロダクションスタジオ」、「停止」の順に選択する
💡ヒント:ウェブベースのプロダクションツールの上部にあるナビゲーションリンクを使用すると、ベニューページに戻ることができます。